荒野行動の大型アップデートについて開発者が語る!どのような発想で新マップ作成を行ったのか?ユーザーの声に耳を傾け、どのように答えていくのかを会談形式で公開!
開発チームを直撃取材
新マップ設計の裏話
サバイバルゲームの伝統をぶち壊す!
──新マップを設計したきっかけは何でしょうか?また、なぜこのような設計に至ったのでしょうか?
開発チーム:
一番はプレイヤーのニーズに答えるためです!そこで数ヶ月前にゲームコミュニティやフォーラムでのプレイヤーのコメントや議論を見て「今ユーザーは何を求めているのか」をまとめました。
ユーザーの想い① |
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現在のマップに慣れてしまい、飽きてきた。物資の場所やルートなど覚えてしまい、新鮮さがない! |
ユーザーの想い② |
サバイバルゲームは似たり寄ったりで、新しい遊び要素などのクリエイティブさがない。初めて遊んだ時のあの感動は一体どこへ!? |
開発チーム:
こういったユーザーの想いを真摯に受け止め、今回我々は新マップを設計し、サバイバルゲームの伝統をぶち壊すような、新たな体験をプレイヤーの皆さんにお届けしようと考えたのです!
新マップを設計する上での考えたこと
1:地形の多様化で武器と戦術を変化させる
開発チーム:
新マップでは、地形を多様化させることで、武器の選択と戦術がより重要になるようなマップの設計を心がけました。今までのようにスコープの付いたアサルトライフルだけを持って高い場所を陣取り最後まで待つ、の繰り返しはつまらないでしょう?
新マップの水城やロケット発射場など、地形の多様化を通じて、プレイヤーたちのゲーム体験をより豊かにしたいと考えています。
地形によって戦術と武器が変化していきます。雪山で戦闘をするなら散弾銃よりアサルトライフルの方が使いやすいですし、水中戦であれば水陸両用で使える銃が勝利への鍵となるでしょう。
2:安全エリアのランダム性を強める
開発チーム:
現在のマップではほとんどの場合、安全エリアがマップ中央になっていました。新マップではこの安全エリアのランダム性をより強くなります。安全エリアがマップの端に!なんてことも…。マップの中心に降下することが、安全策ではなくなります。
3:物資量のバランスを調整
開発チーム:
現在のマップでは、物資は大都市や中心都市に集中していましたが、新マップでは物資量のバランスを調整しました。郊外に降りても、物資に困ることは少なくなります。
多くのユーザーいる激戦区に降りるのか、誰もいない遠くの郊外に降りると言った極端な状況を避けることができるでしょう!強奪狙いの立て篭もり戦法だけでは通用しなくなるかもしれません。
4:立体的な戦闘体験をお届け
開発チーム:
まず新マップは標高差が大きいです。雪山から水底まで、さらには海中でも戦うことができます。植物も熱帯から北極圏までほとんど網羅しています。
一番重要なのは地形を豊かにするとともに新しい動作も作りました。たとえば、壁をよじ登る動作。これにより高低差のある戦闘が増え、プレイヤーの戦闘はより立体的になります。
例えばですが、現在のマップで2階の建物に入りたいなら、手榴弾を使うか階段を上がって不利な状況で戦うかの2択でした。新マップでは建物の外壁にある水道管をよじ登って奇襲できるようになり、突破するための選択肢が増えました。
さらにもっと面白い遊び方で言えば、古城です。一般的な建物であれば入り口は2つほどでその入口だけを守れば安全でした。古城には幾つもの入り口があるので、全ての入り口を守ることはできません。後ろから強襲される恐れがあります。
各マップエリア設計の目的
──それでは新マップの各エリアをどのように認識していますか?プレイヤーは各エリアの設計目的について気になっていると思います。例えば雪山や古城、タンカー、サッカー場などそれぞれどんな戦術が期待できそうですか?
開発チーム:
いくつか例に挙げて紹介しますね!
古城
開発チーム:
雪山にある古城は特に力を入れた特徴あるエリアです。古城は高い場所に位置するので、周辺を狙撃しやすいですが、一概に守りやすいとは言えません。古城を独占することは難しいでしょう。
実際、古城にはいくつかの入り口を用意しました。これにより仲間と一緒に戦っても全ての入り口を守ることは難しいです。古城の内部構造は複雑で、乱戦になりやすいのが特徴的です。
このような環境の中で、乱戦が起こる可能性が高いので、通常のエリアよりも刺激的で、キルペースが速くなるでしょう。古城内の戦闘ではアサルト小銃よりも散弾銃の方が使いやすいといえます。遠距離用の狙撃銃は使いづらくなるので、色々な準備が必要になります!
環状山脈(火山口)
開発チーム:
ここは死火山です。旧マップに似ていて、黒い土と黄色い植物がメインとなります。環状山脈内の盆地には町が存在し、町へと向かう道は複数用意しています。
ユーザーは「険しい道」か「緩やかな道」を選ぶことができます。ただ遮蔽物が少ないので、闇雲に街に入ると危険です。環状山脈の地形は特殊で、どの道を選んだ場合でも、見通しがよく索敵しやすいのです。戦闘が起こる可能性は非常に高いでしょう。
水城とその他の水域エリア
開発チーム:
水城はとても面白いエリアとなっています。建物のほとんどが浸水しています。基本は2つのルートが存在します。
1:屋上ルート
屋上で高い場所を抑えることができます。見通しが良い分、敵にも見つかりやすいルートです。
2:水中ルート
水中で泳ぐ場合、戦闘には向いていませんが、隠れることができます。敵の意表を突く攻撃を仕掛けることが可能です。
そして水城でいえば、新たな「水中の戦い」について触れなければいけません。以前までのサバイバルでは、水中での戦いの面白さを見逃していましたが、実際には水を使った面白い試みはたくさん存在します!
今回開発した「水中戦」はサバイバルゲームの常識を覆したのではないでしょうか?安全エリアが海辺や川になったのなら、水陸両用で使える武器が活躍するでしょう。水上バイクといった新たな乗り物も追加されます。
水城では、水中の索敵はかなり難しいので、敵がいつどこに現れるのかがわかりません。水城エリアは特殊な地形ですので、安全エリアを予測して準備しておかないと、呼吸値が不足してしまうかもしれません。
町エリア
開発チーム:
町エリアに対しては、さらにグレードアップしました。旧マップと比べて、多種多様の建物が存在します。同時に、建物の細部にまでリアリティを追求しました。
地域ごとに特徴のある建物を増やしました。町には草木などがたくさんあり、人は通れませんが、銃弾は貫通するように設定しているので、草木を遮蔽物に使うプレイヤーは注意が必要です。
タンカー
開発チーム:
タンカーは立体的(上下左右)な戦闘場所として設置しました。ここでは「攻めるのか守るのか」の最適な戦術を見極める必要があります。
タンカーにいるプレイヤーは高い場所を取れているので、周りに攻撃を仕掛けることができます。ただ同時に様々な設置物のせいで、見通しの悪い場所も存在します。逆に周りから見つかりやすいという欠点も存在します。
またタンカーの底にわざと穴を作りました。これによって敵が水の下からこっそりとタンカーに侵入できます。タンカーにいるプレイヤーは思いがけない奇襲に合う可能性も高いです。
ロケット発射場
開発チーム:
ロケット発射場は、古城に続いて、開発チームが特に力を入れたエリアの一つです。非常に高い要害の高地にあり、周りに脅威を与えることができます。しかし古城と同様に、このポジションを取ることでエリア全域を制圧できるとは思わないでください。
要害の高地にさまざまな面白い経路を設置しました。詳細はココでは伏せますが、とにかくこの位置で戦いが起こる時は油断してはいけません!ところどころに待ち伏せや罠が潜んでいるかもしれませんよ…?
最後に
開発チーム:
特色のあるエリアは、プレイヤーに新しく新鮮な体験をもたらす方法の一つだと思っています。今現在解禁している情報としましては…
- サッカー場
- サーキット
- ロケット発射場
- 石油プラットフォーム
- 風力発電所
- 太陽発電所
- ラベンダー畑
- タンカー
などがあります。どうやったら攻略できるのか?新マップ実装後、自分自身の目で確かめてみてください!
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