※最新ストーリーまでのネタバレを含む記事です。
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FGO(Fate/Grand Order)におけるコヤンスカヤ(タマモヴィッチ)の情報まとめです。玉藻や妲己、愛玩の獣(ビースト)との関係、絵師(イラストレーター)/声優の情報も掲載。コヤンスカヤについて考察する際の参考にどうぞ。
ツングースカサンクチュアリで判明した情報
ツングースカに固有結界を貼り羽化を待つ

ブリテンでケルヌンノスの呪いを受けたため、ツングースカで固有結界を張って療養することになる。各異聞帯で9つの尾を確保することで『新しい九尾』になる予定だったが、計画を前倒して羽化を待つことになる。
自分だけの霊長類圏を作りあげる

自身の霊基の中に固有結界を作ることで、自分だけの霊長類圏を生成した。その性質は人類が存在せず、全ての生命に自我もない世界であった。固有結界の領域は『生命領域』と『殺戮領域』の2つに分けることができる。
対照的な2つの領域
『生命領域』はいたって平和。人類史には存在しない動物が闊歩し、食べるための食物連鎖以外の暴力は存在しない。対して『殺戮領域』は銃持つ歪みの獣たちが、食物連鎖とは無縁にただひたすら殺し合う世界。
コヤンスカヤの心像風景
固有結界とは現実世界の内側にもうひとつの世界を作る超抜級の術式である。人間のいない風景と、人を殺すための兵器が闊歩する地獄。それは、術者であるコヤンスカヤの知性の内面、心像風景が具現化したものであった。
領域内では異聞眷属を生み出せる

異聞眷属は種族として固有結界内で生息する生物。6種類の異聞眷属はある程度の範囲ごとに哨戒ルートを巡って活動しているが、固有結界内であればコヤンスカヤは自在に異聞眷属を生み出すことができる。
異聞兵器も持つ
イヴァン雷帝やスルトなど、これまでの異聞帯で取り込んだ汎人類史に存在しない魔獣を、再現体として使役することができる。超抜個体である異聞兵器は拠点防衛や異常事態時の戦力派遣のために存在する。
ツングースカ大爆発で発生した霊基

コヤンスカヤの霊基は1908年のツングースカ大爆発により生じた。伝説や歴史に依らず、ツングースカの地に焼き付いた呪いと苦痛が渾然一体となってカタチを成した獣。人理に一切関りがなく天災により生じた自然霊である。
ビーストⅣだと判明

コヤンスカヤはビーストⅣだと判明した。ビーストとは『人類が発展する際に生まれる業』によって生まれる悪である。2017年にビーストⅣの座が空いたため、プライミッツマーダーに代わりビーストⅣ候補として受肉した。
妲己の影ですらなかった
コヤンスカヤは金色白面の狐の様ではあるが、正真正銘人類悪のビーストであり、9尾の狐とは無関係。太公望の対妲己用の宝具で一部効果があったのは、自身を9尾の狐伝説になぞらえていたことによる。
9尾の狐は形を真似たもの
"9尾の狐はその尻尾から数多の生命を生み、日本全土の魑魅魍魎はその時に生じた"という伝説がある。両親も"つがい"もない生命のため、同じ獣属性を有するモノの伝説になぞらえ、異形の自身に相応しい子供を集めて回った。
固有結界ごと宇宙に打ち上げられる

カルデアは敗北したコヤンスカヤに新たな道を提案する。それは、太公望の術式で結界ごと時空凍結しソラへ打ち上げるというもの。双方が得するプランであったためこれを受け、コヤンスカヤは世界卵となり封印された。
空想樹切除で宇宙へ射出される
現時点では空想樹の枝に閉ざされているため、ソラへの打ち上げは叶っていない。カルデアが空想樹を切除した後、人里修復を成すタイミングで自動的に宇宙空間へ射出される。
人類には愛憎があった

人類を嫌悪しており滅亡を心待ちにしていることは事実だが、人類に対して愛憎を持ち合わせていた。結局の所自然に生息する動物の一種にすぎないため、人類も彼女の愛する自然の一部であった。
コヤンスカヤの名付け親はニキチッチ

ツングースカにて、過去にニキチッチが生まれたてのコヤンスカヤと接触していた描写がある。ニキチッチは食料などを与え、コヤンスカヤの名の元となる『ヤースカヤ』という名を付けた。
![]() | ヤースカヤやはロシア語で、『私の子供』という意味になるそうです。 |
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2部6章アヴァロン・ル・フェで判明した情報
ムリアンの用心棒として登場

コヤンスカヤとは、グロスターでムリアンの用心棒をしている所で出会う。自身は異星の神に召喚されたサーヴァントではないので、現状敵でも味方でもなく、あくまで利害が一致したので用心棒をしてたようだ。
魔獣を取り込み使役できる

ブリテン異聞帯には汎人類史に存在しない魔獣を取り込むために立ち寄った。体毛のある生物であれば取り込み、使役できるという。ブリテンには六つ目の尾を確保しに来ていて、大物の使役は九つまで可能とのこと。
オベロンにニセ情報を掴まされる

オベロンにカルデアをサポートする代わりに、取り込める魔獣の情報としてアルビオンの居場所を教えられていた。そこでモースを使役してアルビオンを取り込もうとしたが、アルビオンはすでに使い物にならない状態だった。
標的を妖精騎士ランスロットに変更

ベリルから妖精騎士ランスロットが"今を活きるアルビオン"だと教えられており、標的を変更。ランスロットを取り込むため、カルデアとランスロットに襲いかかった。
ビースト故の高い生命力

ランスロットに現地に派遣していた分身越しに心臓を貫かれたが、死亡するには至らなかった。ランスロットも心臓でなく頭にすべきだったと発言している。
自分だけの霊長類圏を作るのが目的

コヤンスカヤの目的は「自分だけの霊長類圏」を作ることと判明。そのためにNFFサービス本社で『優良兵器 霊裳大社(たまもたいしゃ)』を製造中で、アルビオンは使役するに至らなかったが兵器の基礎構造になる模様。
九つの異聞権尾

呪いを取り込んだ状態で撤収

ムリアンからブリテンを守るよう託され、カルデアの艦を守るためにケルヌンノスの呪いを取り込んだ。『世界を壊す兵器』になると期待もしていたが、自身を呪う自壊の呪いであり、呪いを吸収したまま撤収することになる。
![]() | 呪いを吸収した状態で撤退しましたが、コヤンも相当堪えていた様子。「光の」コヤンスカヤになってしまう経緯にも関係してくるのでしょうか? |
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コヤンスカヤ(タマモヴィッチ)とは?
異星の神に協力する存在

コヤンスカヤはFGO第2部に登場するサーヴァント。『異星の神』・アルターエゴ三使徒・クリプターたちとは仲間ではなく、利害が一致しているビジネスパートナー。自身の目的を優先して行動している。
TV(タマモヴィッチ)とは?
コヤンスカヤのフルネームは「TV(タマモヴィッチ)・コヤンスカヤ」。タマモヴィッチとは玉藻が9つの尾から1つの尾に戻る際に産まれた「タマモナイン」の1人であると発言しており、敏腕美人秘書を名乗っている。
目的の一つは『新しい九尾』になること
2部4章にて、コヤンスカヤの目的は新しい九尾になることだと判明。本来は千年の鍛錬が必要だが、異聞帯側に付くことによって『新しい九尾』となる計画を立てている模様。
最終的に自分の霊長類圏を作るのが目的
2部6章にて「自分だけの霊長類圏」を作ることが最終目的だと分かった。各異聞帯から取り込んだ魔獣を利用して、NFFサービス本社で『優良兵器 霊裳大社(たまもたいしゃ)』の製造に取り掛かっている。
異聞帯を移動する能力がある

コヤンスカヤは「単独顕現」により異聞帯を自由に転移できる能力を持つ。異星の神すら捉えられない「彷徨海」にも潜入できるほどの能力を持つ。

▲彷徨海にはゴルドルフ所長に渡した口紅をアンカーとして侵入。これによりシンへ向かうことが決定した。
ゴルドルフ所長の元秘書

コヤンスカヤは、ゴルドルフ所長が契約したNFFサービスから派遣された元秘書でもある。ゴルドルフに入り知恵し、分割の危機にあったカルデアを丸ごと購入させてカルデア制圧の布石とした。
NFFサービスとは?

NFFサービスは、ロシアで活動していた民間の警備サービスである傭兵集団。各異聞帯では魔獣や猛獣の調教も行っており、一部のエネミーには「NFF」の刻印が確認されている。
魔獣を取り込み使役できる

体毛のある生物を取り込み、兵器として使役することができる。異聞帯には汎人類史に存在しない生物を取り込むために来ており、大物の個体は九つまで使役することが可能。
『新しい九尾』になるには数が不足する
2部6章にでブリテンでランスロットと対峙した際に分身越しに心臓を打ち抜かれた。ビースト故の高い生命力で死亡するには至らなかったが、5つ確保していた異聞権尾を1つを失った。同時に大物の霊基回収にも失敗している。
最終的な目的ではない
『新しい九尾』になること自体は、目的を達成する手段にすぎないと考えられる。ランスロットによって異聞権尾のうちの1つを失った際に『七つしか異聞帯がないので諦めてもいい』と発言している。
コヤンスカヤ(タマモヴィッチ)の真名/正体
真名は『妲己』であると判明?
2部3章にて、コヤンスカヤはかつて中国の王を惑わせて民を苦しめ、国を滅ぼした悪女『妲己』であると語られた。妲己は「玉藻の前」と同一視されることも多いため、タマモナインの「妲己」要素の担当と言える。
![]() | 各異聞帯において『王と絡む』『民へ何らかの形で危害を加えようとする』のは、『妲己』要素が強く出ていますね。 |
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真名は『妲己』ではなかった
ツングースカ・サンクチュアリにて、コヤンスカヤの正体が『妲己』ではないことが判明した。コヤンスカヤ自体は妲己とは全く関係がなく、1908年に隕石が衝突したツングースカ大爆発で発生した霊基であった。
タマモナインの一人でもなかった
「タマモナイン」の1人と名乗っていたが、ツングースカで全く関係ないことが分かった。玉藻の前も関係が無いと発言しており、なぜ自身のことを「タマモナイン」と名乗ったのか現時点では説明がなされていないため不明。
9尾の狐になぞらえてはいる
コヤンスカヤ自体は妲己ではないが、特性としては9尾の狐伝説になぞらえている。同じ獣属性であったため、9尾の狐の要素を模して『新しい九尾』の狐になろうとしていた。
正体は『愛玩』ビーストⅣ

2部5章オリュンポスにてホームズが正体を看破し、ビーストだと判明。ビーストの数字は不明であったが、『ツングースカ・サンクチュアリ』にてビーストⅣだと判明した。
ビーストの考察一覧と実装予想まとめコヤンスカヤ(タマモヴィッチ)の情報まとめ
フォウの正体を知っていた

2部序章にて、コヤンスカヤはフォウの正体を把握していた。正体を知っているのは現状プレイヤーのみで、マシュも終局特異点でのことを記憶していない。自身がビーストであることと関係あるのかも?
クリプターとの仲は良好ではない

コヤンスカヤはクリプターに対しても挑発的な発言が多く、口論や方向性の不一致なども見られる。異聞帯でも度々クリプター側と対立し敵対関係となることもあったので、良好な関係とは言えそうにない。

▲キリシュタリアからは『排除すべき害獣』と評されており、お互いに利用し合うだけの関係だと思われる。
利害が一致した側に付く

コヤンスカヤ自身は異性の神に召喚されたサーヴァントではないので、利害が一致した側に付く。2部6章ではムリアンの用心棒をしており、あくまで敵でも味方でもないスタンスをとっている。
カルデアの艦を守った

2部6章の最後では、ムリアンの最後の願いを聞き入れカルデアの艦を守った。人類を憎み、互いの利害が一致する提案は受け入れる性分であると考えられていたが、完全なる無慈悲ではない情のある一面も見せた。
ケルヌンノスの呪いを取り込む
カルデアの艦をケルヌンノスから守る際、自身に呪いを取り込んでしまった。ケルヌンノスを『世界を壊す兵器』として使役することも期待していたが、それは自身を呪う自壊の呪いであった。
コヤンスカヤ(タマモヴィッチ)の絵師/声優
担当絵師は『ワダアルコ』氏
イラストレーターは玉藻の前やタマモキャットなども担当されているワダアルコさん。CMで初発表され、サーヴァントとして実装された際も変わらずだった。
『ワダアルコ』氏のイラスト一覧はこちら声優は『斎藤千和』さん
声優は玉藻の前やタマモキャットなども担当されている斎藤千和さん。こちらもCMで初発表され、サーヴァントとして実装された際も変わらずだった。
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