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アクションRPG × のんびりスローライフ。そんな”日常の冒険”を初心者でも楽しめるのが、2025年6月5日(木)にマーベラスから発売された「龍の国 ルーンファクトリー」です。
「ルーンファクトリー」シリーズは、2006年に発売された「ルーンファクトリー -新牧場物語-」から続く人気シリーズ。シリーズの最大の特徴は、アクションRPGと牧場経営・生活シミュレーションが融合した独特なゲーム性にあります。
プレイヤーはモンスターと戦いながら物語を進め、同時に作物を育てたり、村人と交流したりと、冒険と生活を並行して楽しめます。
今作のタイトルからはナンバリングが外れているとおり、シリーズ作品ではありますが、スピンオフ作品です。そのため、前作からの世界観などは共有しておらず、シリーズ未経験のプレイヤーも本作をすんなり遊べる作品に。
ルーンファクトリーシリーズの自由度の高いプレイスタイルは健在。その魅力を本稿でじっくりと追っていきます。
和の幻想世界で始まる、新たな冒険
東の国「アズマ」を舞台に、記憶を失った主人公が「大地の舞手」として荒廃した世界を救う。
本作の物語はそこからスタートします。

▲記憶を失った主人公が「大地の舞手」として荒廃した世界を救う。
この世界に広がるのは、時代を遡った和の光景が広がる世界。木造建築が建ち並び、料理は和食がメイン。日本人にとっては非常になじみ深いものです。
アクションRPGを軸に、様々な武器を駆使してモンスターと戦っていきながら、メインストーリーを進めます。
バトルは「片手剣」、「両手剣」「双剣」、「弓」、「呪符」の5種類の武器が登場し、戦闘中に片手剣から弓に持ち替えるような武器チェンジも可能。
また、それぞれの武器にはスキルツリーが用意されており、武器を使い込むとポイントが獲得できます。そのポイントを使うことで新しい技を覚え、攻撃力を向上させることも可能です。スキルツリーを自由に成長させて、個性あるプレイスタイルが楽しめるのも魅力の一つでしょう。

▲登場するのは「片手剣」、「両手剣」「双剣」、「弓」、「呪符」の5種類の武器。それぞれ特徴が異なる。

▲武器を使い込んでいくとスキルポイントを獲得でき強化することも可能。
スローライフな遊びが楽しめる「里山作り」システム
本作の魅力はアクションRPGの要素だけではありません。「里山づくり」や「キャラクターの交流・恋愛要素」も大きな魅力の1つ。
里山づくり
「里山作り」は本作の生活要素の核になる要素。本作の舞台は「春の里」、「夏の里」、「秋の里」、「冬の里」と分かれています。

▲「春の里」、「夏の里」、「秋の里」、「冬の里」といった里が登場。
各里にはプレイヤーが自由に開発できるエリアが用意されており、畑仕事に没頭したり、施設の配置にこだわって“理想の里”を築く楽しみもあります。そんな自由度がこのシステムの醍醐味。
例えば、このエリアに「畑パネル」を作成し配置すると、作物が育てられるようになったり、「水田」を作るとお米を育てられるようになります。
育てた農作物はそのまま出荷・販売して、お金を稼いだり、料理することで冒険時に使う回復アイテムなどに使用することも。もちろん調理した料理を売却することも可能に。
ただ、農作物は1日で実るものではなく、種を蒔き、水をやり、複数日に渡るお世話が必要に。こういった育成過程を存分に楽しめます。

▲農作物を収穫するためには日数がかかり、じっくりと育てる楽しみが生まれる。

▲収穫した農作物はそのまま出荷して収入を得たり、調理をしたりすることもできます
また、畑や水田以外にも、家や鍛冶屋、茶屋などの建物を配置することも可能です。住人が住むためには家が必要ですが、住んだ住人を鍛冶屋や茶屋で働かせることによって、様々な恩恵を受けられます。
また住んだ住人には、田畑の世話も任せることも可能で、スローライフを楽しみつつも、操作量やかかる手間を削減。そのような便利な要素です。
鍛冶屋では敵を倒したり、冒険で入手した素材を使って武器を作ったり強化などができます。そして、茶屋では収穫した作物や冒険で入手した食材から回復アイテムを調理。冒険と生活が自然に循環する仕組みが本作ならではの面白さとなっていました。
里山作りの楽しさはそれだけではありません。里山を作ること自体にも魅力があります。レイアウトに凝って美しい里を作り上げたり、効率重視で機能的な配置にしたりと、多様な遊び方があります。冒険をしても良し、里を作り上げてもよし。この包容力が本作の魅力なのです。
とはいえ、メインストーリーの進行に合わせて解放される生活要素もあるので、一切メインストーリーを進めないということはできませんし、メインストーリーを進めた方が生活要素をより深く楽しめるという側面もあります。

▲里山に建物を配置することもできます。里人が住むためには民家が必要。

▲鍛冶屋では冒険で使用する武器の強化や製造が可能。
また、Switch 2の新機能として、里山作りではコントローラーをマウス操作に切り替えることができます。細かな操作ができるため里山作りがより快適に。Switch 2の新機能であるマウス操作は直感的で非常に使いやすく、細かな里山作りがより快適になります。
交流・恋愛要素
もう1つの大きな魅力が、登場するキャラクターとの交流・恋愛要素です。本作には対象となるNPCが16人登場。会話を重ねたり、共に時間を過ごしたり。時には贈り物をすることで好感度が上がっていきます。
仲良くなったらそのキャラクターに告白することで恋人になり、さらに仲が良くなれば結婚、そして子供を授かり家庭を持つことまで可能です。

▲登場人物と交流をするのも「アズマ」での暮らしを楽しめる要素。
メインストーリーを進めて世界を救うのはもちろん遊び方の1つ。ですが、このように生活や登場人物との交流をして、メインストーリーをプレイせずにこの「アズマ」の国での暮らしを楽しむこともできるのです。
やっぱりSwitch 2でのプレイがお勧め!
本作はSwitch版やSteam版が発売されています。今回はSwitch 2版をプレイしましたが、Switch 2の性能を活かした高解像度、高フレームレートは魅力的。より美しく滑らかな映像でゲームを楽しめます。
もし、現時点でSwitchを持っているが、Switch 2を持っていないという場合は、一旦Switch版を購入して、ゲームをプレイした後、アップグレードパスを導入することも可能です。その場合は、税込1,000円で発売されているアップグレードパスを適用することで、すでにプレイしたセーブデータを活かしながらSwitch 2に対応できます。

▲Switch版でもアップグレードパスを導入するとSwitch 2で解像度・フレームレートが上昇したバージョンでプレイ可能。
ゲーミングPCをお持ちの場合はグラフィックスの向上などの要素であればSteam版も視野に入ります。Switch/Switch2の魅力は、据え置きでも外出先でもプレイできること。そこには大きな価値があるので、最終的にSwitch 2でプレイすることを前提に、Switch版を購入するのもスタイルの1つと言えるでしょう。
誰にでも勧められる、懐が広く自由な遊び方ができる作品
本作の魅力は、アクションRPGとしての手応えと、生活要素のスローライフな楽しみが共存していることにあります。
和風ファンタジーという私たちにも馴染みが深い世界観や、初心者にもわかりやすく作られているのがポイントで、誰かと競い合う要素もなく、自由度の高い寄り道要素は非常に魅力的です。
アクションRPGの手応えも、のんびりした生活も。その両方を楽しみたいプレイヤーには特にお勧め。「アズマ」という世界で、普段の日常から離れた少し変わった人生。ぜひ、本作でその一歩を踏み出してください。

▲アズマでの人生を楽しんでみませんか?
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発売日など基本情報
発売日 |
2025年6月5日 |
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会社 |
Marvelous |
ジャンル | アクションRPG |
対応ハード | Switch / Switch2 / PC |
価格 |
Switch : 6,980円(税抜)
Switch2 : 7,889円(税抜)
PC : 6,980円(税抜)
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